フランスの
5月1日の風習
Le 1er mai
適齢期の娘さんがいる家には... L'arbre du 1er mai


メーデー

幸運をもたらすスズランを贈る日

適齢期の娘さんがいる家には・・・

イタズラをする日

中世には木を植えていましたスズランを贈るということのほかに、もう一つフランスの5月1日には風習があります。

今では「フランスの奥地」と言われるような本当の田舎に行かないと見られない風習になりましたが。
 5月1日の木

下の写真は何だかお分かりになるでしょうか?

家の前に切った木が立てかけられています。

これは年頃の娘さんの家に、近所の男の子たちが立てるもの。

5月1日の夜明け前にするそうです。こんな大きな木をどうやって運んだのでしょう?・・・

門に立てられていたのは、森から切ってきたらしいシャルムの木でした。

この写真をとっていたとき、窓からきれいなお嬢さんが顔を出しました。写真には写っていない部分の右の窓でした。

女の子に挨拶していたら、彼女が写真に写っているかどうかを確かめるのを忘れてしまいました。残念・・・。

どんな木を立てるかによって、男の子たちの意思表示になります。

例えば、「チャーミング」と同じ綴りの「シャルム(charme)>」というクマシダの木は、その家の女の子がチャーミングという印。ライラック(lilas)は無垢の象徴として、女性の美貌をたたえます。カシの木(chêne)は愛とホスピタリティー。サンザシ(aubépine)は尊敬を現し、婚約が近いことを知らせます。

葉にトゲがあるヒイラギ(houx)は気難しい性格の象徴。ですから、家の前に立てられた木は意地悪にもなってしまうわけです。

今では昔の風習を守っているというよりは、近所の男の子たちがイタズラでしているという感じがします。暗闇の中、みんなで車に乗って近所の女の子がいる家々に針金でしっかりとりつけているのでしょう。

フランスの5月1日の風習

メーデー

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