|
| ティラミスより |
イタリアからの報告![]() 3/4 |
この遺跡にこんなにたくさんのネコが住むようになったのは、ホームレスの猫を救済するボランティア団体が、10年余り前に遺跡の片隅にある建物に陣取って活動を始めたからです。ローマ当局は3ヵ月毎くらいに立ち退くように言ってくるのだそうですが、それは形式的にやっているだけのようです。 ローマ中のホームレスのネコたちが集まってきています。この建物の中は、毎日お昼から夕方まで一般の人たちが訪問できるようになっています。もちろん入場料なんかはとりません。 遺跡の中にたくさんネコの姿を見て驚いていた人たちは、建物の中にも入ってみると、ここにもネコがたくさんいるのでビックリしています。 |

| 地元のネコ好きの人たちとか、ネコを家において旅行をして寂しい人たちなどがネコをなぜるために大勢訪れています。ネコたちには愛情が必要なので大歓迎なのだそうです。 ボランティア団体の人たちは、この遺跡を「ローマの猫の聖殿(Roman Cat Sanctuary)」という名をつけて活動しています。 ボランティア団体と言っても、そのメンバーは2人だけなのだそうです。でも、手助けしてくれる人たちが世界中にたくさんいるんだそうです。 |
|
| ボランティア団体の人たちは、ネコたちが幸せに暮らせる家庭に引き取ってもらう活動もしていますが、高齢のネコ、ハンディキャップをもっているネコ(目が見えないとか、辛い生活から精神異常になったとか)は、この遺跡で生涯を終えることが多いのだそうです。 |
![]() 左の女性が、 ボランティア活動の中心になっている人 |
ここにいるネコたちは、すべて予防注射と避妊手術をしてあるのだそうです。避妊手術をしたネコは年間1000匹くらい。獣医さんは特別料金を出してくれるそうですが、それでも大きな出費になるそうです。常時350匹もいたら食べ物を与えるだけだって大変だと思う。すごくお金がかかるだろうな・・・。それで、資金稼ぎのための猫グッズを売る売店(左の写真)もあります。それから、ネコを引き取れなくても、気に入って選んだ猫に養育費だけ送る里親になってくれる人も募集しています。 |
|
「ネコの聖殿」の活動は本格的なものですが、ただ一人でホームレスの猫たち救済に頑張っている人もいます。 下の写真は、ローマでも屈指の観光地であるフォロ・ロマーノの近くで活動している人。この辺りに住んでいるホームレスのネコたちは、叔母さんが来る時間になるとたくさん集まってきます。地道に自力だけで活動している方なので、お顔はお見せしません。 |
|||
![]() |
|||
|
| ローマの知られざる名所を紹介します |
![]() |